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最後にホワイトハウスを訪問したのは2016年のキャバリアーズ

現地1月20日、ジョー・バイデン氏が第46代アメリカ合衆国大統領に就任したことで、NBAチャンピオンチームの恒例行事が復活する可能性が高まった。

『Yahoo Sports』によれば、2019-20シーズンの優勝チームであるレイカーズは、2020-21シーズン中にホワイトハウスへの表敬訪問を希望しているという。

これまで優勝チームはホワイトハウスを訪れ、時の大統領に優勝を報告する行事が慣例となっていたが、前大統領のドナルド・トランプ氏が2017年に就任してからは一変し、同年以降の優勝チームであるウォリアーズ(2016-17、17-18)、ラプターズ(2018-19)が訪問を拒否した。共和党のトランプ氏は昨秋の大統領選挙で民主党のバイデン氏に敗れて退任したため、これまでの慣例が復活するかどうか注目されている。

通常であれば、ホワイトハウスがある首都ワシントンD.C.に本拠地を置くウィザーズとの試合が組まれている日程前後で訪問するのだが、今のところ2020-21シーズンは前半戦の日程のみ発表されているため、レイカーズがいつ敵地でウィザーズと対戦するかは未定だ。

最後にNBA優勝チームがホワイトハウスを訪問したのは、2016年11月10日まで遡る。当時は、球団初優勝を成し遂げたキャバリアーズがバラク・オバマ氏を訪ね、当時キャブズに所属していたレブロン・ジェームズ(現レイカーズ)らと交流した。