アンソニー・デイビス「これから精度を上げていく」
今オフにサンダーからレイカーズにトレードされたデニス・シュルーダーは、現地12月22日に行われたクリッパーズとの2020-21シーズン開幕戦に先発出場し、14得点12リバウンド8アシストの『トリプル・ダブル』級のパフォーマンスを披露した。
チームは109-116で敗れたものの、ヘッドコーチのフランク・ボーゲルは、シュルーダー、そしてベンチから17得点10リバウンドを記録したモントレズ・ハレルの新戦力について「今シーズン、大いに貢献してくれる選手。彼らは勝者だ」と期待を寄せている。
チームメートのアンソニー・デイビスも「デニスとのピック&ロールはこれから精度を上げていく。自分がコートのどの位置でボールをもらうのが好きかとか、そういう話をしていく。まだ始まったばかりだし、今日の試合でやってしまったようなミスは今後繰り返さない」と、今後の連携構築に自信を見せている。
そのシュルーダーは「次のステップを踏みたい」とコメント。「自分はチームプレーヤーで、チームが勝つために必要なことをやる」と語った。
フィールドゴールは15本中5本成功と苦しんだが、28分の出場で記録したターンオーバーはわずかに1回だった。
今後、試合を重ねることでデイビス、レブロン・ジェームズ、ハレル、マルク・ガソルとの連携レベルが上がれば、さらにプレーにもリズムが出てくるだろう。試合には敗れたものの、ボーゲルやデイビスのコメントを聞く限り、シュルーダーは及第点以上のスタートを新天地で切ったと言える。