「私ならルーキーよりベテランが欲しい 」
ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンを擁するウォリアーズは、2020-21シーズンの優勝争いに絡んでくると予想されている。
2019-20シーズン中にはアンドリュー・ウィギンズもトレードで獲得し、今年のドラフトでも全体2位指名権を保持しているため、さらなる戦力アップを狙える。また、インサイドを補強するためにフリーエージェントになるドワイト・ハワードの獲得を検討しているとの噂もある。
そんな中、ウォリアーズのレジェンド、リック・バリーが『KNBR』の番組に出演し「私がウォリアーズで見たい選手はサージ・イバカだ」と言い、こう続けた。「みんなは驚くだろうけど、大好きな選手でね。彼なら3ポイントシュートも打てて、リバウンド、ブロックに優れている。素晴らしい補強になるはずさ」
ドラフト指名権を行使して将来有望なビッグマンを獲得するのも一案だが、バリーは「私の見る目が正しければ、今年のドラフトにエントリーしている選手の中で驚くような選手、その選手を軸にチームを作れば良いと思う選手はいない」と言う。
「たとえドラフト全体2位指名権を保持していても、どうしてモノになるまで2、3年はかかる選手を獲得しないといけないんだ? ウォリアーズの主力3選手は若くないんだから、今、勝たないといけない。そのためにも彼らと一緒に戦えて、勝てる選手を獲得する必要がある。私ならルーキーよりベテランが欲しい。どうなるかは分からないがね」
2019-20シーズンには平均15.4得点、8.2リバウンド、1.4アシスト、3ポイントシュート成功率38.5%を記録したイバカが加われば、大きな戦力アップになる。それにバリーが言うように、カリー(32歳)、トンプソン(30歳)、グリーン(30歳)が全盛期でいられる時間にも限りがある。ボブ・マイヤーズGMが誰を獲得するのか、その動向に注目だ。