ドノバン・ミッチェル

プレーオフでの敗戦が「僕の燃料になっている」

ジャズはプレーオフファーストラウンドでナゲッツと対戦し、3勝1敗と先に王手をかけたが、その後3連敗を喫して『バブル』を去った。

プレーオフでジャマール・マレーとのスコアリング合戦を展開したエースのドノバン・ミッチェルは、シリーズ平均37.7分のプレータイムで36.3得点、5.0リバウンド、4.9アシスト、1.0スティールを記録してチームを引っ張った。敗れたGAME7終了後には悔し涙を流したが、「自分もジャズもまだ終わっていない。すぐに練習を始める」とコメントしていた。

そんなミッチェルは先日『ESPN』の番組に出演し、「僕たちはシーズンを迎える準備ができている。もし、開幕が来月になっても大丈夫だ。僕たちは気合いを入れているし、正しいマインドセットができている」と語った。しかし、彼は今もなおGAME7終了のブザーを忘れられないとも話した。それでも「その気持ちが僕の燃料になっていて、僕自身を奮い立たせてくれるんだ」と言う。

今シーズンは新型コロナウイルスの影響で約4カ月も中断したため、2020-21シーズンの開幕は年明けと見られている。しかし、ジャズは早期敗退で今シーズンを終えたため、ミッチェルは一日でも早くコートに戻りたいと言う。

先月には、ジャズがミッチェルに5年1億7000万ドル(約180億円)という超大型契約を提示するとの報道が出たばかり。『バブル』では人々の記憶に残る激闘を繰り広げたミッチェルの来シーズンの活躍に注目だ。