写真=B.LEAGUE
ルカコーチの厳しい指導で大きく成長
アルバルク東京は安藤誓哉を完全移籍で獲得したことを発表した。
安藤はレギュラーシーズンで出場した55試合すべてで先発を務め、平均8.8得点2.6アシストを記録した。ルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチの厳しい指導を受け、ピック&ロールの使い方も上達し、安定感のあるシュート力、クラッチタイムでの勝負強さを発揮するようになり、リーグ屈指のポイントガードへと成長。A東京のBリーグ制覇に大きく貢献した。
安藤は秋田ノーザンハピネッツから期限付移籍でA東京に在籍していたが、今回の契約で完全移籍となった。クラブの公式ホームページでは以下のようにコメントしている。
「この度、秋田ノーザンハピネッツからアルバルク東京に完全移籍することになりました。昨年も私の希望を受け入れていただき、期限付移籍させていただいたにも関わらず、このような形で再度私の希望を受け入れていただいた秋田ノーザンハピネッツ、アルバルク東京の関係者の皆さんには、本当に感謝しかありません。昨シーズン、アルバルク東京で日々プレーしていく中で、ここでより成長したいと強く思いました。チーム内の選手達と日々切磋琢磨して、2連覇を目指して戦っていきたいと思います。来シーズンもよろしくお願いいたします」
A東京は練習量が多いことが有名で、「これまでのバスケ人生で一番練習した」と発言した選手もいたほどだ。だがその結果『練習は嘘をつかない』を体現する形となり、2代目Bリーグ王者となった。個人としても日本代表候補に選出され、最後まで代表ポイントガードの座を争った。
施設や設備が充実し、ルカコーチの厳しい指導を受けることができる点も安藤の気持ちを後押ししたのだろう。この1年間でどのような成長を見せてくれるか。連覇を目指す安藤のパフォーマンスに期待したい。