カーメロ・アンソニーが激白「ウェイドが加入するチャンスはあった」
2016/07/21

写真=Getty Images

ニューヨークにスーパーチームが誕生する可能性があった

強いチームを作り上げるために必要なのは何だろうか。情報力、資金力、コネクション、交渉力……様々な要素が求められるが、スーパーチームを作るとなると「好機を逃さないこと」が重要となる。

今回、絶好のチャンスを逃してしまったのはニックスだ。

リオ五輪に出場するアメリカ代表のカーメロ・アンソニーは、ラスベガスでの代表合宿3日目の練習後、「あと48時間早ければ獲得できていた」と、ニックスがドゥエイン・ウェイドを獲得するチャンスがあったことを明かした。

ニックスは、7月2日にシューティングガードのコートニー・リーと4年4800万ドル(約50億円)の契約を結び、さらに7月4日にはポイントガードのブランドン・ジェニングスと1年500万ドル(約5億4000万円)の契約を結んでいた。

ヒートからの誠意のない対応に怒り、フリーエージェントとなって退団することを決めたウェイドが、最終的に地元ブルズと2年4750万ドル(約50億円)の契約を結んだのは、ニックスがジェニングスと合意した2日後のこと。

ニックスがジェニングスやリーの獲得をまだ決めていなかったら、ウェイドを納得させられるだけの金額を提示できていたということだ。

たらればの話になるが、もしウェイド獲得が実現していたら、アンソニー、ウェイド、デリック・ローズという『新ビッグ3』がニューヨークに誕生していたことになる。そこに将来のエース候補クリスタプス・ポルジンギス、2014年の最優秀守備選手賞を受賞したジョアキム・ノアが加わるのだから、リーグ屈指の強力なチームになっていたことだろう。

もちろん、ジェニングスとリーのいぶし銀コンビがロスターに加わったことで、ニックスの戦力は確実に上がった。しかし、大規模な市場ニューヨークでスターチームが誕生していたら、どれだけの反響があったのだろうか、と考えさせられてしまう。

やはり、タイミングこそすべて。再建に向け強力な陣容をオフに集めているニックスだが、今回は「大きな魚」を逃したことになる。

華の2003年ドラフト3位と5位コンビ。2人の共闘はオールスターまでおあずけとなった。

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