ケンバ・ウォーカー

出場時間の制限を設けて実戦復帰

左ひざのケガに悩まさてきたセルティックスのケンバウォーカーは、『バブル』でのスクリメージ(練習試合)初戦を欠場したが、第2戦となる7月26日のサンズ戦には出場した。チームは117-103で勝利している。

ウォーカーはオールスター明けに左ひざの腫れを訴えて欠場が続いていた。6月に球団施設で個人練習を再開した時には問題なかったが、その後は再びひざに違和感を覚え、初めて練習メニューをフルでこなせたのは『バブル』到着後の7月25日。こうしてようやく実戦復帰となった。

ウォーカーは前半のみ9分間の出場で6得点1リバウンドを記録。後半は出場しなかったが、「久しぶりの試合は気分が良いよ。チームメートとともに前進していきたい」とコメントした。

復帰明けということもあり、ヘッドコーチのブラッド・スティーブンスは最初から10分程度しかプレーさせない計画だったと明かした。シーディングゲームでも出場時間を制限する予定だとあらためて強調したが、ウォーカー本人は不本意なようだ。

「できることなら『出場時間の制限なんて知ったことじゃない』と言いたい(笑)。でも、この状況には賢く対処しないといけないし、現時点ではそうするしかない。でも、プレーオフでは仲間と一緒にプレーしたいから、制限が完全に解除されることを願うよ」

試合後にスティーブンスは、ウォーカーについて「調子は良さそうだった。爆発力があったしディフェンスも頑張ってくれた。相手を混乱させるプレーも何度か見られた」とコメントしている。

チームリーダーであるウォーカーの復帰は、頂点を目指すセルティックスにとって非常に大きい。