23年連続プレーオフ進出より若手の成長を優先
オーランドでのシーズン再開に参加するスパーズは、23年連続プレーオフ進出という球団記録の更新を目標にしている。だが指揮官のグレッグ・ポポビッチはプレーオフ進出よりも、今後チームの中心となる若手の成長を優先している。
「良いプレーができて、それでプレーオフに勝ち上がれるのは素晴らしいことだが、私の目標はチームを成長させることだ」とポポビッチは明言した。
「我々の状況では、チームの成長が何よりも重要。レイカーズやクリッパーズ、セルティックスやラプターズ、ロケッツやナゲッツへの対策にあまり気を回してはいない」
西カンファレンス12位のスパーズは、8位のグリズリーズを4ゲーム差で追っている。7月31日のキングス戦から再開後のシーズンを戦う彼らだが、ポポビッチは4カ月以上も試合から離れていたベテランが負傷するリスクを回避するため、積極的に起用しない方針を固めている。
『バブル』という特殊な状況ながら、チャンスを与えられるであろう23歳のデジャンテ・マレー、21歳のロニー・ウォーカー四世、20歳の新人ケルドン・ジョンソンといった若手にとっては大きな経験になる。
ポポビッチもプレーオフ進出をあきらめているわけではないものの、名将は来シーズン以降を見据えて采配を振るう考えのようだ。
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— San Antonio Spurs (@spurs) July 18, 2020