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クリス・ポール「今度は別の選手が頑張る番だ」

プレシーズン中に痛めていたヒザを開幕戦で悪化させ、それから約1カ月間チームを離れたクリス・ポール。今度はその相棒ハーデンが戦列を離れることになったものの、今度はポールがチームを窮地から救った。

12月31日に行なわれたレイカーズ戦は、ダブル・オーバータイムにもつれる大熱戦となった結果、ロケッツが148-142で勝利している。

この試合で40得点の大活躍を見せたハーデンが、ハムストリングを痛めて第4クォーター終盤に交代するアクシデントが発生。試合は122-122の同点のまま延長戦に突入すると、ポールがチームを牽引する。ポールは、オーバータイムだけで15得点をあげてオフェンスの中心を担い、勝利に貢献した。

試合後ポールは「落とすにはもったいない試合だった。それだけの力を注いだからね」と語る。「チームは戦った。これまではラインナップも入れ替わっていた。ここまでジェームズがチームを引っ張って来てくれたのだから、今度は別の選手が頑張る番だ。とにかく勝ちたいという気持ちだけだったよ」

第3クォーター中盤までにリードを17点(88-71)にまで広げていたレイカーズだったが、アドバンテージを保持できず敗戦。今シーズン最長となる6連敗を喫している。

気になるのはハーデンのケガの具合。ハムストリングは再発させやすい箇所であり、ここまでフル回転で来た疲労もある。3日からはマジック、ウォリアーズ、ピストンズと4日間で3試合を戦うスケジュール。その後は比較的楽な日程が続くだけに、大事を取るかもしれない。