「そろそろニックスに良いことが起きてもいい」
オーストラリアのNBL、イラワラ・ホークスに所属するラメロ・ボールは、2020年のNBAドラフトにエントリーすることが濃厚で、上位指名候補の一人として高く評価されている。
残念ながら、足の負傷により今シーズンの残り試合は欠場するラメロだが、NBL史上最年少でトリプル・ダブルを達成したばかりか、12試合に出場して平均17.0得点、7.4リバウンド、6.8アシストというスタッツを残した。
ラメロの父、ラバー・ボールと、ペリカンズで活躍する長男のロンゾ・ボールは、三男がドラフト全体1位指名に値する逸材だと口を揃える。父ラバーは、今年も低迷しロッタリーに回るニックスが全体1位指名権を獲得した場合、ラメロが指名されることを望んでいる。『Fox Sports』に出演したラバーは「メロにベストフィットするのはニックスだろう。メロは大都市を好む性格だし、そろそろニックスに良いことが起きてもいいんじゃないかな」と話した。
長男のロンゾは2017年のドラフト全体2位でレイカーズから指名された。次男のリアンジェロはNBAドラフトで指名されなかったが、ラバーは以前から3兄弟で最も才能がある選手はラメロと言い続けてきた。
「私の息子たちはスマホみたいに次々に性能が良くなるんだ。特にメロはNBA入りに向けてベストな道を歩んでいる。大学の課題や科学のテストに時間を取られず、完全にバスケットボールに集中しているんだから」
ボール一家から2人目のNBA選手が誕生するかどうか、6月のドラフトを楽しみに待ちたい。