「このトロフィー受賞は特別なこと」
2月16日にユナイテッド・センターで行われたNBAオールスター2020は、チーム・レブロンが157-155でチーム・ヤニスを破って勝利した。
チーム・レブロンの一員としてプレーし、大会MVPに贈られる『コービ・ブライアントMVPアウォード』は、ゲームハイの30得点を記録したクリッパーズのカワイ・レナードが受賞。
試合前からMVPを狙っていたわけではないと話したレナードだが、試合が進むにつれて、徐々に気持ちも変わっていったという。
「受賞できたのはボーナスみたいなもの。最初から狙っていたものではなくて、試合が始まって2本続けてショットが決まって、それからも決められた。それで、『トライしてみよう』という気持ちになった」
試合終了後のインタビューで、レナードは「このトロフィーをコービーに捧げる」とも語った。「どんな試合でも勝ちたいから、いつだって同じ気持ちでやっている。結果がどうなるかは分からないけど、自分の仕事はハードにプレーすること。どんなことでも彼に捧げる気持ちでいるよ」
MVPの名称にコービーの名前が冠されたトロフィーは、ロサンゼルス出身のレナードにとっても特別だった。
「このトロフィー受賞は特別なこと。コービーとは良い関係だったんだ。受賞の喜びは言葉では上手く説明できない。自宅のトロフィールームに飾れるし、そこにコービーの名前がついているのだから、とても特別なこと。僕の人生に大きな影響を与えてくれた人だから」