第4クォーターに10得点の活躍
敵地でロケッツと対戦したピストンズは、アンドレ・ドラモンドが欠場し、後半はブレイク・グリフィン不在の状態でプレーしなければならなかった。それでもチームはステップアップし、ピストンズが115-107で勝利。勝利の立役者は、ベンチから20得点12アシストを記録したデリック・ローズだった。
第4クォーターだけで10得点をマークしたローズは試合後のインタビューで「自分の仕事をしようとしたまで」と、控え目にコメントした。
「今日は3ポイントシュートが入らなくて(4本中0本)、他のやり方で点を決めないといけなかった。チームメートに感謝しないとね。みんなからの信頼がなかったら、僕は普段のようなプレーができていない」
嫌な流れになっていても不思議ではなかった後半、ベンチからチームに勢いを与えたローズの活躍を、指揮官のドウェイン・ケーシーも称えた。
「彼のような選手が必要だし、このリーグでは、自分でシュート機会を作れる選手がチームにいることが大事。彼は、それをやってくれた。終盤の彼は、タフな選手だった」
ローズは、ペリカンズとのロード戦でも決勝点を決めるなど、勝負強さを発揮している。年内はホームゲームが多く、勝率を5割に戻して新年を迎えたいピストンズは、今後も好調なローズに勝負どころを託す機会が増えそうだ。
? @drose pours in 20 PTS and drops 12 dimes to power the @DetroitPistons in Houston! pic.twitter.com/ey8x8QhZfU
— NBA (@NBA) December 15, 2019