来年2月の再検査結果、リハビリの進行次第
左手首骨折で離脱中のステフィン・カリーは、最悪の場合、今シーズン残り試合を全休する可能性もあると伝えられている。だが本人は、シーズン中の復帰を希望しているようだ。
今シーズンのウォリアーズは開幕から苦戦が続いている上に、カリー、ドレイモンド・グリーンも開幕後に負傷。昨シーズンのNBAファイナルで左膝前十字靭帯を断裂したクレイ・トンプソンは全休する見込みのため、仮にカリーが数カ月後に復帰できたとしても、すでにプレーオフ争いから大きく後退している可能性もある。そうなった場合、無理に復帰させるよりも完治を優先する選択肢も検討すべきだろう。
しかしカリーは、プレーできる状態なら復帰を希望していると、パーソナルトレーナーのブランドン・ペインが、ポッドキャスト番組『The Habershow Podcast』に出演した際に語った。
「彼は(今シーズン中に)復帰したがっている。全てはリハビリの経過次第。3カ月後に再検査をするので、その時には彼にできること、できないことがハッキリしているはず」
ヘッドコーチのスティーブ・カーは、カリーの復帰時期に関して「分からない」とだけコメントしている。
先日、父のデル・カリーは『The Undefeated』に「息子は東京オリンピックでのプレーを望んでいる」と話した。シーズン中に急いで復帰すれば、オリンピック出場にも影響を及ぼす可能性がある。
カリーとウォリアーズがどういう判断を下すか、来年2月に予定されている再検査の結果を待ちたい。