
北海道の強力なインサイドを止めることができるか
東地区5位のアルバルク東京(13勝10敗)は、12連勝で同地区2位のレバンガ北海道(19勝4敗)をホームに迎える。西地区では名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(20勝3敗)がファイティングイーグルス名古屋(9勝14敗)と、三遠ネオフェニックス(10勝13敗)がシーホース三河(16勝7敗)とそれぞれ対戦する『愛知県ダービー』が行われる。
北海道は球団新記録の12連勝を継続中。前節のゲーム2では富山グラウジーズに第4クォーター残り36秒までリードを許す展開だったが、残り5秒で逆転に成功してそのまま逃げ切った。富永啓生はゲーム1で18得点、ゲーム2も21得点と得点力を発揮し、チームを勝利に導くエースとなっている。またインサイドでは、圧倒的な支配力を持つジャリル・オカフォーに加え、ジョン・ハーラーが平均7.4リバウンドを記録するなどチームを支える陰の立役者となっている。
A東京は17日に『東アジアスーパーリーグ』の第3戦を戦い、昌原LGセイカーズに92-73で勝利した。この試合はセバスチャン・サイズが30得点9リバウンド、ライアン・ロシターが18得点18リバウンドと躍動し、アシストはチームで30本成功とチームオフェンスの遂行力が輝いた。北海道戦では小酒部泰暉が富永の得点をいかに封じ込めるか、サイズがオカフォーの支配力にどう対抗するかといった各ポジションのマッチアップにも注目したい。

三河は上位キープに正念場を迎える
名古屋DはFE名古屋と今季2度目の対戦となる。前回は10月29日に対戦して名古屋Dが84-76で勝利している。その時はショーン・オマラに19得点14リバウンドを記録され、保岡龍斗にも5本の3ポイントシュートで15得点の活躍をされた。名古屋Dはリバウンド、スティールでリーグ1位、ブロックでも2位と、タフなディフェンスとセカンドチャンスを与えない堅実さで試合を支配しており、FE名古屋としてはアップテンポなバスケで切り崩したいところだ。
三遠と三河の対戦は今季初顔合わせとなる。三遠はヤンテ・メイテンと佐々木隆成が戦線離脱をしながらも短期契約のキャメロン・ジャクソンが前節の宇都宮ブレックス戦で15得点7リバウンドの活躍で勝利に貢献しチームへの早いフィットを見せている。対する三河は現在、西地区3位だが背後に勝敗数が同じ琉球ゴールデンキングスが迫っており、勝ち星を失いたくないところ。ダバンテ・ガードナーの圧倒的な攻撃力は健在で平均17.7得点、7.2リバウンドを記録しており、三遠がこの猛威を抑え込めるかが、勝利のカギとなりそうだ。
【B1第14節スケジュール】
■12月19日
19:05 川崎 vs 島根 @東急ドレッセとどろきアリーナ
■12月20日
14:05 千葉J vs 京都 @LaLa arena TOKYO-BAY
14:05 滋賀 vs 越谷 @滋賀ダイハツアリーナ
14:05 大阪 vs 仙台 @おおきにアリーナ舞洲
14:05 佐賀 vs 横浜BC @SAGAアリーナ
15:05 茨城 vs 秋田 @日立市池の川さくらアリーナ
15:05 群馬 vs 広島 @オープンハウスアリーナ太田
15:05 A千葉 vs 宇都宮 @千葉ポートアリーナ
15:05 A東京 vs 北海道 @TOYOTA ARENA TOKYO
15:05 富山 vs 琉球 @黒部市総合体育センター
15:05 三遠 vs 三河 @豊橋市総合体育館
15:05 名古屋D vs FE名古屋 @IGアリーナ
16:05 川崎 vs 島根 @東急ドレッセとどろきアリーナ
16:05 長崎 vs SR渋谷 @ハピネスアリーナ
■12月21日
14:05 千葉J vs 京都 @LaLa arena TOKYO-BAY
14:05 富山 vs 琉球 @黒部市総合体育センター
14:05 滋賀 vs 越谷 @滋賀ダイハツアリーナ
14:05 大阪 vs 仙台 @おおきにアリーナ舞洲
14:05 佐賀 vs 横浜BC @SAGAアリーナ
15:05 茨城 vs 秋田 @日立市池の川さくらアリーナ
15:05 群馬 vs 広島 @オープンハウスアリーナ太田
15:05 A千葉 vs 宇都宮 @千葉ポートアリーナ
15:05 A東京 vs 北海道 @TOYOTA ARENA TOKYO
15:05 三遠 vs 三河 @豊橋市総合体育館
15:05 名古屋D vs FE名古屋 @IGアリーナ
17:05 長崎 vs SR渋谷 @ハピネスアリーナ