ミドルジャンパーにドライブ、3ポイントシュートも
ウィザーズが今シーズン最初のプレシーズンゲームをニックスと戦った。ルーキーの八村塁はブラッドリー・ビールやイシュ・スミスとともに先発出場。デビュー戦とは思えない落ち着きでプレーし、試合序盤に得意のミドルジャンパーを沈めると、その直後にはリバウンドから力強いボールプッシュ、そのままアタックしてジュリアス・ランドルのファウルを誘い、フリースローで得点と、持ち味を存分に発揮する。第2クォーター終盤には、NBAでプレーする上での課題となるであろう3ポイントシュートもきっちりと沈め、実力をアピール。
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— Washington Wizards (@WashWizards) October 7, 2019
第3クォーター途中まで21分のプレータイムを得て12得点4リバウンド2アシスト。上々のデビューとなった。プレー以上に目立ったのはその強心臓ぶり。ヘッドコーチのスコット・ブルックスは「落ち着いて流れの中でプレーできていた。NBAで初の実戦となれば慌ててしまう選手が多いものだが、彼は違った。彼のようにやれる若手はそう多くない」と称賛する。
「彼は日本でも優秀な選手だったし、ゴンザガ大でもコーチ・ヒューの指導を受けて成長した。彼らのことをリスペクトしているし、私も彼が継続して成長していけるよう力になりたい。彼はこのリーグでも非常に優秀な選手になれる力の持ち主だ」
試合は99-104で敗れているが、勝ち負けよりも内容が大事。八村のチーム内の評価は相当高いようで、このまま行けば開幕スタメンも十分にあり得る。八村にとってはNBAのプレーに慣れ、信頼を固める大きなチャンスとなる。
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— Washington Wizards (@WashWizards) October 8, 2019