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6月から約9kgの減量に成功

ベテランになっても第一線で活躍し続けているNBAスター選手たちは、年齢を重ねるごとに肉体を絞り、よりシャープな身体を作る傾向がある。コービー・ブライアントも晩年はグッドシェイプを維持し、レブロン・ジェームズも、カーメロ・アンソニーも近年では減量傾向にある。

ペリカンズが誇る『ツインタワー』の一角、デマーカス・カズンズもまた、チームでの2年目に向けて肉体改造を施した。

先日ヨハネスブルグで開催されたアフリカ・ゲームに出場したカズンズは、6月から約9kg減量したニューボディを披露。エキシビションゲームで11得点10リバウンドの活躍を見せた。 試合後には『ESPN』のインタビューでスリムになった肉体についても聞かれ、こう答えている。「まだ若いけれど、年齢を重ねるごとに身体については考えないといけないし、コンディション作りに集中する必要もある。今がNBAキャリアで最高の状態じゃないかな。そう感じられているよ」

ウォリアーズの成功に伴い、現代のNBAでは機動力のある選手が生きる『スモール・ラインナップ』が主流になりつつある。つまり、ビッグマンでも走れなければチームのために貢献できない時代で、カズンズの対応はその流れに合致している。

アンソニー・デイビスも大柄ながら走れるタイプの選手だけに、来シーズンのペリカンズでは、誰も見たことがないほどにスピーディーで、なおかつダイナミックな『ツインタワー』の活躍に期待したい。