ジェイレン・ブラウン

自分たちの可能性を信じ「このチームに限界なんてない」

8月26日、アメリカ代表はワールドカップを前にして最後となるカナダ代表との強化試合を行ない、84-68で勝利した。

シドニーのクドス・バンク・アリーナでのこの試合、第1クォーターから試合を守備が機能して20-9と好スタートを切る。前半を46-31で折り返すと、後半はジェイレン・ブラウンがオフェンスを引っ張り、危なげない形で勝利を収めた。

11本中8本のフィールドゴールを決め、チームハイの19得点をマークしたブラウンは「とにかく自分のプレーをした。でも、まだまだやることは多い」と語る。「これからは、スピードを上げてチームを仕上げなければ。僕たちには多くの責任がある。良いプレーをしないといけない」

多くのスター選手が合宿参加を辞退し、強化合宿が始まった後も主力の何人かが離脱した今のチームの実力について、ブラウンは「成長の余地は残っている。これからも全員で一丸となって取り組んで、試合映像を一緒に見直して、お互いを信頼しないといけない」と答えた。

「このチームに限界なんてない。とにかく集中して、お互いを信頼し合わないといけない」

ブラウン以外には、ドノバン・ミッチェルが12得点4アシスト、ケンバ・ウォーカーが12得点、マイルズ・ターナーが10得点15リバウンドと、活躍すべき選手が活躍して自信を取り戻す勝利となった。

いよいよワールドカップが今週末に開幕する。3連覇がかかるアメリカは、1次リーグでチェコ、トルコ、そして日本と激突する。