ジェレミー・リン

マーブリーが所属したことで知られる北京ダックス

NBAチームからオファーが届かないことに落胆し、台湾のテレビ番組に出演した際には「NBAに見限られた気分」と、涙を流しながら語ったジェレミー・リンが、中国リーグのチームと交渉中と、『Sportando』が伝えた。

その交渉相手は、元NBA選手のステフォン・マーブリーが2011年から2017年まで所属したチームとして知られる、北京ダックスと見られている。

リンは、7月に台湾を訪れた際、「5年前から、アジアでプレーするならどこがいいかを考え始めた」とも語っていた。

「毎年アジアを訪れるたびに、たくさんのファンに会ってきた。彼らのおかげで、アジアでも数年プレーしたい気持ちになっている」

リンの第一希望はNBAチームとの契約だろうが、この時期に話がない以上、2019-20シーズン開幕をNBAチームの一員として迎えられる可能性は低い。アジアでプレーしながら、シーズン中にNBAチームからオファーが届くのを待つのも一つの方法だ。

アジア行きを決めるか、それとも練習を続けながらNBAからのオファーを待ち続けるのか、リンの決断を待ちたい。