ターンオーバーからの失点がかさみ自滅
バスケットボール男子日本代表が『FIBAワールドカップ2027アジア予選』Window3の最終戦で韓国代表と対戦した。
日本の先発は3日の中国戦と同じ齋藤拓実、西田優大、馬場雄大、渡邊雄太、ジョシュ・ホーキンソンの5人。馬場のカッティングから西田のコーナースリーで先制した日本がリズムをつかむ。オフェンスリバウンドに絡みセカンドチャンスポイントを重ね、マークが甘いと見ればプルアップシュートを決めていく。トランジションオフェンスも機能したことでリードを広げたが、韓国の個の打開に加え、強度を高めたディフェンスに後手を踏み失速。軽率なシュートファウルを犯し、ターンオーバーから得点に繋げられ0-12のランで逆転を許した。それでも渡邊、佐々木隆成が速攻を決め、25-25で第1クォーターを終えた。
日本はスペースを生かしたオフェンスが機能するが、韓国の強気なアタックに手を焼く。日本がわずかにリードして試合は推移したが、第2クォーター終盤には3ポゼッション連続でターンオーバーを犯してしまうなど突き放すことができず37-35で前半を終えた。
後半に入り、日本はトランジションの意識を高め、連続で速攻を成功させたことで主導権を握る。ホーキンソンが内外から得点し、西田のトランジションスリーも決まって、残り5分で11点のリードを奪った。しかし、タフな3ポイントシュートを決められて粘られると、日本はワイドオープンの長距離砲を決め切れずに再び失速。失点に直結するターンオーバーも増え始め、54-55と逆転されて最終クォーターを迎えた。
その後も日本は苦戦が続く。ペイントタッチはすれど、近くのボールの受け渡しでのファンブルが目立ち、オフェンスで機能不全に陥ってしまう。流れが悪い時こそディフェンスで我慢したいところだったが、トリプルチャンスから3ポイントシュートを射抜かれ、連携が向上したインサイドアタックを止められず、残り4分でこの試合最大となる9点のビハインドを背負った。
その後、残り37秒で8点差と絶望的な状況だったが、渡邊の4点プレーやゾーンプレスから連続でターンオーバーを誘ったことで猛追。1ポゼッション差まで迫るも、逆転を狙った佐々木の3ポイントシュートが外れて79-81で敗れた。
日本はホーキンソンが30得点12リバウンド、渡邊が18得点11リバウンドとダブル・ダブルを記録したが、チーム全体で3ポイントシュートの精度はなかなか上がらず29.63%(8/27)に終わった。また、ターンオーバーは17を数え、そこから22失点したことが一番の敗因となった。
