優勝はアメリカ、準優勝はセルビア
トルコ・イスタンブールで開催された『FIBA U17ワールドカップ』が現地7月6日に閉幕した。男子U17日本代表は13-16位決定戦のベネズエラ戦に62-52で勝利し今大会初の白星を挙げたが、最終戦のイタリア戦に62-95で敗れ、2022年の前大会と同じ14位で大会を終えた。優勝はアメリカ、準優勝はセルビア、3位はスロベニアだった。
イタリア戦の日本の先発メンバーは、イヘツ グットラックチネドゥ、今野瑛心、磯田陸斗、白谷柱誠ジャックという今大会不動のラインナップに、前戦ベネズエラ戦で初めて先発起用されたポイントガードの宮里俊佑が加わった。グループフェーズ初戦(64-93で敗戦)は第1クォーターは互角の展開に持ち込めたが、この試合は第1クォーターから9-28と出遅れ、そのまま流れを覆すことができないままタイムアップを迎えた。
7試合を戦った日本は対戦相手の高さに翻弄され、全試合の平均得点が65.1点と得点が伸びず、個人でもトップの白谷(23.9得点)の時点が佐藤久遠(9.4得点)と落ち込んだ。また、サイズに劣る日本の生命線の一つであった3ポイントシュート成功率は平均24.9%と、最後まで奮わなかった。越圭司、櫻井照大とポイントガード2人に大会中にアクシデントが起き、選手交代の幅が狭まったことも大きかった。
アンダーカテゴリー代表が次に控えるのは、8月13日よりインドで開催されるU18アジアカップ。この大会の前段である東アジア地区予選ではU17代表から宮里、山元珠來、久我祐仁、櫻井、白谷、栗本富美也、磯田と7名がメンバー入りしており、本戦でも彼らが飛び級で代表入りする可能性は大いに考えられる。
U18アジアカップで上位4チームに入ったチームには、2027年開催のU19ワールドカップの出場権が与えられる。今大会で大きな経験を積んだ選手たちが先輩たちと切磋琢磨しながら、一つ上のカテゴリーでステップアップを果たすことに期待したい。
【U17日本代表の今大会の戦績と主なスコアラー】
<グループフェーズ>
vs イタリア(●64-93、白谷27得点、宮里11得点、佐藤10得点)
vs アメリカ(●66-128、佐藤22得点、今野12得点、白谷・イヘツ10得点)
vs フランス(●57-93、白谷33得点、イヘツ10得点、宮里・今野5得点)
<順位決定戦>
vs リトアニア(●62-98、白谷20得点、佐藤13得点、今野10得点)
vs ニュージーランド(●83-104、白谷35得点、宮里・櫻井10得点、今野9得点)
vs ベネズエラ(○52-62、白谷20得点、今野13得点、イヘツ7得点)
vs イタリア(●62-95、白谷22得点、イヘツ16得点、佐藤10得点)
