文・写真=丸山素行

9月29日、王者の栃木を含むB1の4試合でシーズン開幕

Bリーグは今日、2017-18シーズン開幕節の対戦カードを発表した。B1は昨シーズンより1週間遅い9月29日に開幕。栃木、川崎、横浜、琉球の4チームがホーム開幕戦を行う。翌30日には新潟、富山、京都、大阪の開幕戦。昇格組の西宮は会場の関係で日程調整中となっている。

9月29日(金)
栃木vs三河
川崎vs名古屋D
横浜vs滋賀
琉球vsSR渋谷
9月30日(土)
新潟vs島根
富山vs北海道
京都vs三遠
大阪vsA東京
調整中
西宮vs千葉

今日の会見には6チームの主力選手が登場。「まさか初戦で戦えるとは思っていなかったので楽しみ」と言うSR渋谷のベンドラメ礼生が「昨シーズンは新人王をいただいたので、次はMVPをいただけるように、MVP級のプレーを見せたい」と抱負を語った後、「琉球のファンの方には申し訳ないんですけど、静かな時間帯が増えるかもしれません」と宣戦布告。これに対して琉球の岸本隆一は「絶対静かにはさせません」と反撃し、「今シーズンも応援しようと思ってもらえるように、今年のキングスは違うぞと印象付けられるように頑張ります」とホーム開幕戦への意気込みを語った。

新潟は島根と対戦。キャプテンだった佐藤公威が移籍したチームといきなり対戦することになる。ここでは五十嵐圭と岡本飛竜が笑顔ながらもバチバチ。岡本は『世代交代』を掲げて一回り以上も年上の五十嵐を挑発するも、五十嵐はクールに「ホームのファン、ブースターのために勝ちたい」と語り、自分のペースを崩さなかった。昇格組として唯一の登場となった岡本は「挑戦者でやるつもり。1部でプレーすることがどれだけありがたいか理解している。それをコートで表現して勝ちたい」とアウェーでの開幕戦での必勝を誓った。

Bリーグ初代王者の栃木は、ブレックスアリーナに三河を迎える。チャンピオンシップ準決勝で戦った両者。三河のエース、比江島慎は「ちょっと早いなあ。もっと後でやりたかったなあ」と苦笑い。「去年悔しい負け方をしたチームなので挑戦者としてやりたいし、個人的には遠藤選手にベストDF賞を取られないように……」と意気込みながらも「まあ、できればマッチアップしたくないです」と、比江島『らしさ』を見せた。対する遠藤祐亮は「ホームで開幕戦を迎えられるのはうれしい。比江島選手は日本一のスコアラーなので、チームで0点に抑えられるように頑張りたい」と意気込む。

第2節と第3節のスケジュールは以下の通り。

第2節(10月7日~9日)
千葉vs京都
SR渋谷vs三遠
富山vs西宮
三河vs大阪
名古屋Dvs琉球
滋賀vs川崎
島根vs栃木
北海道vs横浜
A東京vs新潟

第3節(10月13日~16日)
京都vs西宮
栃木vs千葉
A東京vs横浜
SR渋谷vs名古屋D
三遠vs新潟
三河vs富山
大阪vs島根
琉球vs滋賀
北海道vs川