「挑み続ける生き方そのものを体現していきます」

ベルテックス静岡は6月28日、橋本尚明が2025-26シーズン限りで現役を引退することを発表した。

愛媛県出身、現在33歳の橋本は184cm75kgのポイントガード兼シューティングガード。近畿大からアーリーエントリー制度を利用して、大阪エヴェッサで2014-15シーズンからキャリアをスタート。その後、富山グラウジーズ、横浜ビー・コルセアーズ、島根スサノオマジック、福島ファイヤーボンズを経て2023-26シーズンに静岡に加入した。今シーズンは47試合中40試合に先発出場し、平均18分55秒のプレータイムで5.5得点、1.4アシストを記録。B1とB2で通算475試合に出場し、2925得点、637アシスト、715リバウンド、331スティールを記録した。

橋本はクラブを通じて以下の通りコメントしている。

「振り返ると、決して順風満帆な競技人生ではありませんでした。嬉しいことも、苦しいことも、悔しいこともたくさんありました。でも最後に残った感情は、『感謝』です。この12年間でいろいろな思い出があり、そのどれもが僕にとっての人生の財産です。最高なバスケット人生でした」

「プロキャリアの中で自分なりに掲げていた目標をある程度達成できたことで、達成感と同時に大きな喪失感もありました。だからこそ、次へ進むなら本気で、新しい挑戦をしたいと思いました。これからは、ジビエという未知の世界へ、またゼロから飛び込みます。簡単な道ではないと思っています。結果が見えない挑戦になるかもしれません。それでも引退しても挑戦する姿勢を見せ続け、挑み続けます!」

「競技からは離れても、自分自身を磨き続け、限界に向き合い続けるという意味では、これからも変わらずアスリートであり続けたいと思っています。競技をすることだけがアスリートではなく、目標を持ち、努力し、挑み続ける生き方そのものを体現していきます。また皆さまに新しいワクワクを届けられるよう頑張るので、変わらぬ熱い応援をしてほしいです。そしてこの挑戦が、スポーツ選手のセカンドキャリア問題を考える一つのきっかけになり、新しい選択肢や希望を示す第一歩になればと思っています。競技人生には区切りをつけます。けれど、挑戦する人生に終わりはありません。これからもよろしくお願いいたします。ありがとう」