最終クォーターに3点差に迫られるも崩れなかった長崎

5月26日、長崎ヴェルカvs琉球ゴールデンキングスのBリーグファイナル第3戦が横浜アリーナで開催された。

長崎は熊谷航、馬場雄大、イ ヒョンジュン、ジャレル・ブラントリー、アキル・ミッチェル、琉球は岸本隆一、松脇圭志、ヴィック・ロー、アレックス・カーク、ジャック・クーリーが先発を務めた。

序盤は拮抗するも徐々にディフェンスで上回る長崎のペースに。全員がボックスアウトを徹底し、琉球にセカンドチャンスポイントを与えず、得意のトランジションに持ち込む。パスミスを誘い、ヒョンジュンが速攻から3点プレーに成功すると、馬場もミドルシュートを沈める。残り2分を切った場面では、ミッチェルのインサイドアウトからヒョンジュンが3ポイントシュートを沈める理想の展開も飛び出し、リードを2桁に乗せた。

反撃したい琉球だったが、長崎の強度の高いディフェンスの前にボールラインが下がらず、佐土原遼がムービングスクリーンをコールされるなどハーフコートバスケットが機能しない。それでもトリプルチャンスから、小野寺祥太がチーム1本目となる3ポイントシュートを射抜き、10-17と1桁に戻して第1クォーターを終えた。

長崎はブラントリーのミスマッチを強調し、さらに熊谷がプルアップスリーを成功させてリードを保つ。琉球の強みであるオフェンスリバウンドを何度も取られてしまうが、ミッチェルとブラントリーがブロックショットを見舞うなど、リバウンドを取られた後の集中力が光りセカンドチャンスポイントを与えない。残り3分、攻守両面で存在感を放っていた馬場が個人3つ目のファウルを犯しベンチに下がったが、スタンリー・ジョンソンがタフな3ポイントシュートに加え、パワフルなドライブから3点プレーも成功させ36-23で前半を終えた。

後半に入ると、カークのコーナースリーやヒョンジュンのステップバックスリーなどビッグプレーの応酬となり拮抗する。それでも、残り5分を切った場面で馬場が痛恨の個人4つ目のファウルを喫したことで、流れはわずかに琉球へ。小野寺がしぶとく3ポイントシュートを沈めて、点差を1桁に戻すと、さらにカークの3点プレーで6点差に迫った。それでも長崎はここで崩れず、山口颯斗が強気に3ポイントシュートをねじ込み、セカンドチャンスからジョンソンも長距離砲を射抜いて、再びリードを2桁(55-45)に戻して最終クォーターを迎えた。

その後、ローの3ポイントシュートに加え、佐土原の5連続得点で勢いに乗った琉球は開始3分で5点差に迫り、長崎は4ファウルの馬場を戻したが、岸本がその馬場を抜き去りドライブを決めてついに1ポゼッション差に。それでも、馬場が直後のポゼッションでミドルシュートをお返しし、流れを渡さなかった。その後も一進一退の攻防が続いたが、2ポゼッション以上のリードを保ち続けた長崎が最終スコア72-64で勝利。創設5年目でのリーグ制覇を成し遂げた。