マーケル・フルツ

マジックではまだ未出場が続くフルツ

2017年のドラフトでセブンティシクサーズから全体1位指名を受けたマーケル・フルツは、プロになってから本来の実力を発揮できていない。

1年目から故障が続き、肩、腕、手のしびれや痛み、手の動かしにくさなどの原因となる胸郭出口症候群からの復帰を目指してリハビリを続けているが、未だ復帰時期は分かっていない。

シクサーズは、昨シーズンのトレードデッドラインにフルツをマジックにトレードした。新天地での入団会見で、彼は「フレッシュなスタートを切れる」と語ったが、まだマジックでは1試合にも出場していない。

期待に応えられていないフルツだが、チームメートであるアーロン・ゴードンは、『SiriusXM Satellite Radio』に出演した際、「彼は眠れるモンスター」と、その能力を称えた。

「マーケルは眠った状態。もし目を覚ませば、彼はモンスターだよ。チームにとっても、他のポイントガードであるDJ・オーガスティン、マイケル・カーター・ウィリアムズと同様に、大きな存在になれる」

昨シーズンのフルツはシクサーズで19試合に出場し、平均8.2得点、3.7リバウンド、3.1アシストを記録した。だがファンもチームも、フルツがそれ以上のポテンシャルを秘めていると信じている。

完全復活し、コート上でモンスターぶりを発揮する日がくることに期待したい。