3ポイントシュート成功数でNBA歴代4位に浮上
クレイ・トンプソンの全盛期はもう過ぎた。しかし、選手としての価値がなくなったわけではない。NBAキャリア15年目の35歳は、マーベリックスで目立たないながらもクオリティの高さを発揮している。アンソニー・デイビスもクーパー・フラッグもケガで不在となったこの2試合で、その力は目に見える形で発揮された。
現地1月15日と17日にホームでジャズとの連戦が行われ、クレイはいずれもチームハイの26得点、23得点でマブスを勝利に導いた。初戦に勝った時点でジェイソン・キッドは「今日のチームのリーダーはクレイだった。周りの選手が彼を探してボールを預ける。それを決めるという大役をきっちりとこなした」と称賛しており、2試合目はそれ以上の存在感を見せた。
15日の試合では3ポイントシュート成功数でデイミアン・リラードを抜き、NBA歴代4位に浮上した。17日の試合ではキャリア通算得点を1万7000の大台に乗せた。その勢いはすさまじく、第1クォーター途中に投入されると、3本連続で3ポイントシュートを決めて、あっという間に記録を達成した。
記録達成の瞬間、若手のように派手なガッツポーズを見せたクレイは、老いを感じさせなかった。「シュートが決まってチームが勝つ。最高の組み合わせだよ」とクレイは語る。
「歴史に名を残すのは光栄だ。でも、僕はただバスケットボールという競技を愛し、シュートを打つのが好きなだけ。それが僕の楽しみで、言ってしまえば学業や仕事から逃れる場所だった。学生時代の一番の趣味はシュートがネットを通り抜ける『シュッ』という音を聞くことで、それが今の自分に繋がっているのは信じられない思いもあるけど、もっと続けていきたい気持ちもある」
「学校に行く前も学校が終わった後もシュートを打つのが大好きだった純粋な気持ちは、幸いなことに今も変わっていない。僕はまだまだ何年も現役を続けたいと思っているよ」
