
フィリピンの社会課題解決に貢献する
Bリーグは10月25日から26日にかけて、フィリピンのマニラ首都圏タギッグ市で『B.LEAGUE Hope ASIA HOOP FESTIVAL 2025 in Manila』を開催した。このイベントはバスケットボールを通じてフィリピンの社会課題解決に貢献し、比日両国の交流を深めることを目指すイベントで、Bリーグで活躍するフィリピン国籍の選手がペイントされたコートもお披露目された。
イベントが開催されたフォートボニファシオ・テネメントは、経済的に困難な状況にある家庭が多いエリア。フィリピンは経済成長の一方で富裕層と貧困層の格差が広がり、貧困率が上昇している経済的問題を抱えており、Bリーグはバスケットボールを通じて笑顔と希望を届けることを目指してイベントを企画・開催した。
イベントでは、過去に製作したTシャツ50枚を住民に寄付。フィリピン国籍のBリーガーが大きくペイントされた特設コートでは3×3と1対1のトーナメントが開催され、18歳から51歳の男女が参加した。また25日に行われたセレモニーでは、フィリピン国籍のBリーガーから現地の子どもたちに向けたビデオメッセージも上映された。
イベントの参加者からは「今回のイベントに参加したテネメント出身の子どもたちが、将来Bリーグで活躍してくれることを願っています」「Bリーグは私たちに幸せと希望を与えてくれました。いつかBリーグの選手になりたいです」などのコメントが寄せられた。

