プレミアは全カード1勝1敗で終える

10月18日にWリーグが開幕し、プレミアとフューチャーの全14試合が行われた。プレミアは全カード1勝1敗、フューチャーは日立ハイテククーガーズと三菱電機コアラーズが2連勝を飾った。

昨シーズンのファイナルと同じ顔合わせとなった富士通レッドウェーブとデンソーアイリスのゲーム1は、今シーズンから新しくなった登録ルールによって加入した両チームの新外国籍選手が活躍。富士通のアカトー オーサリテン エブリンが11得点、デンソーのアニマム ジャックダニエルが14得点をマークした。試合はゲーム1で富士通が3ポイントシュートを55.6%と高確率で沈めて80-69で先勝した。ゲーム2は結婚・出産を経て今シーズン現役復帰した富士通の前澤澪が12得点2アシストとブランクを感じさせないプレーを見せたが、デンソーの髙田真希が16得点9リバウンド2アシスト2スティールと大車輪の活躍で68-58とリベンジを果たした。

フューチャーでは三菱電機が新規加入のSMBC TOKYO SOLUAに2連勝。こちらも新規外国籍選手のサイーシャ ゴリーがゲーム1で31得点19リバウンド、ゲーム2でも21得点12リバウンドを記録した。日立ハイテクは姫路イーグレッツにゲーム1で90-43、ゲーム2で100-55と大差をつけて勝利を飾った。

今シーズンは新規外国籍選手のインパクトが想像以上に強い結果が現れた。外国籍選手への対策が今後の勝利のカギになっていきそうだ。

【Wリーグ第1節試合結果】
■プレミア
10月18日
トヨタ自動車 68-46 トヨタ紡織
東京羽田 60-75 アイシン
ENEOS 91-71 シャンソン化粧品
富士通 80-69 デンソー

10月19日
トヨタ自動車 63-75 トヨタ紡織
東京羽田 69-62 アイシン
ENEOS 61-75 シャンソン化粧品
富士通 58-68 デンソー

■フューチャー
10月18日
三菱電機 76-67 SMBC
山梨QB 66-70 アランマーレ
日立ハイテク 90-43 姫路

10月19日
山梨QB 73-71 アランマーレ
三菱電機 67-55 SMBC
日立ハイテク 100-55 姫路