
世界各国から234名のスクール生が集結
10月1日から4日の期間にかけて、アラブ首長国連邦にて『NBA Basketball School World Tournament 2025』が開催された。この大会はNBAがカリキュラムを提供し、オーストラリア、ブラジル、中国など世界15カ国で開講されている『NBA Basketball School』のスクール生を対象とした世界大会で、各国から234名のスクール生が集結。初参加の日本からは男子は高校生2名と中学生1名、女子は高校生1名が参加した。
大会期間中には、同時期に行われていたセブンティシクサーズとニックスのプレシーズンマッチの観戦や、NBA主催のファンイベントへの参加、モスク見学などスポーツと文化の両面から世界を体感できるイベントが数多く行われた。また、各国のコーチ陣が指導方法や育成方針を語り合うセッションも実施され、国際交流の場としての役割を果たした。
日本から参加した選手たちは、男子はヨーロッパチーム、女子選手はオーストラリアチームの一員として出場。英語を用いて積極的に会話を重ね、仲間との信頼関係を築いた。4日間にわたるアクティビティを振り返り、選手からは「異文化の中で協力し合うことの大切さを実感した」「海外でプレーをするという夢が明確になった」、帯同したスタッフからは「選手たちが英語や文化の壁を越え、心からバスケットを楽しむ姿が印象的だった」といったコメントが寄せられた。
