Gリーグを経て現在の地位を手にした苦労人
ラプターズの初優勝に貢献したセカンドユニットのフレッド・バンブリートは、下積みを経て現在の地位を手に入れた『叩き上げ』の代表格だ。
第一子が誕生したカンファレンス・ファイナルから好調を維持したバンブリートは、ドラフト外から今の地位にまで登り詰めた選手で、過去にはGリーグのラプターズ905でのプレーも経験している。優勝後の会見で「ウチには、ここまでたどり着くのに時間がかかった選手、這い上がってきた選手も多い」とコメントした。
ベンチからの出場ではNBAファイナル史上最多となる合計16本の3ポイントシュートを成功させたバンブリートは、ロッカールームで優勝を祝った際、Gリーグへの感謝の気持ちを表した。また、自分と似た境遇の選手たちにエールを送っている。
“Never give up. Keep believing in yourself,” – @FredVanVleet shouts out the #NBAGLeague from the locker room after winning a #NBA title pic.twitter.com/qWAmc9Ajxq
— NBA G League (@nbagleague) 2019年6月14日
「Gリーグには感謝しているんだ。絶対にあきらめちゃいけない。自分を信じ続けないといけない。そうすれば、なんだってできる。チャンスを生かしてもらいたい。自分も、パスカル(シアカム)も、ノーマン(パウエル)もGリーグからNBA王者にまでなれたんだ」
シーズンMVPを2度も受賞しているステフィン・カリーを堅い守備で封じ続けたバンブリートは、プレーオフを通じて評価を上げた。2018-19シーズンをGリーグでプレーした選手たちにとっても、彼の活躍は刺激になったに違いない。
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— バスケット・カウント (@basket_count) 2019年6月13日