白谷柱誠ジャックが攻守に渡って活躍

8月31日から9月7日までウランバートル(モンゴル)で開催されている『FIBA U16アジアカップ2025』で、U16男子日本代表はグループフェーズを3戦全勝の1位通過で突破した。

日本はグループフェーズ初戦となったカザフスタン代表との試合で、第1クォーターから20点差をつける試合展開で相手を寄せ付けず、107-51で快勝した。続く2戦目となったサウジアラビア代表との試合は、第2クォーターに有田直生(ライジングゼファー福岡U15)の3ポイントシュートを含む連続得点で引き離し、78-58で2連勝となった。2連勝同士となったイラン代表との3戦目は、前半を日本が4点リードで折り返すとホーキンス然(開志国際高)が後半だけで20得点を記録して、86-67で勝利した。

予選で存在感を見せたのは世代の枠を超えて活躍する白谷柱誠ジャック(福岡大学附属大濠高)だ。3試合平均でチーム2番目の16.0得点。3試合平均でチーム2番目の16.0得点。10.7リバウンド、1.0ブロック、3.7スティールはいずれもチームハイとなっており、攻守に渡って日本を牽引しグループフェーズ1位突破に大きく貢献した。

9月5日に行われる準々決勝の相手は、4日の準々決勝進出決定戦を勝ち上がったチームとなる。日本はグループフェーズ1位通過で得られた2日間の休息を有効活用して次戦に臨む。