インドネシアリーグには引き続き挑戦

滋賀レイクスは8月26日、坂井レオと2025-26シーズンの選手新規アマチュア契約を締結したことを発表した。なお、坂井との契約に伴い長谷川比源の登録区分を特別指定選手に変更したことも併せて発表された。

大阪府出身、現在31歳の坂井は195cm102kgのパワーフォワード兼センター。西宮ストークス(現・神戸ストークス)でプロキャリアをスタートさせ、その後は広島ドラゴンフライズやアースフレンズ東京Zなどでプレーをしていた。昨シーズンはインドネシアリーグに参戦した初の日本人プレーヤーとして25試合に出場し、平均16.3分のプレータイムで2.8得点、2.5リバウンドを記録した。今シーズンは滋賀で練習生として活動を続けていた。

眞庭城聖ゼネラルマネージャーは今オフ、若手が多いチーム事情を鑑みて例年以上に早い時期から実戦を消化する強化プランを打ち出していた。しかし市岡ショーンとトーマス・ウィンブッシュの合流が遅れたこと、ザック・オーガストがアメリカ代表に招集されたことによってプランに修正が出たため、坂井を試合出場が可能となる登録に切り替えたと説明。眞庭GMは「勝率5割を目指し、CS出場と優勝へ可能性を繋ぐ』という目標達成に向けて、チームの基盤を作るこの時期はとても重要であると位置付けています」と語った。

坂井はクラブを通じて以下の通りコメントしている。「どのような立場であっても自分に与えられた役割をまっとうするとともに、選手として成長し、チームに少しでも貢献できるよう努めていきます。また、引き続きインドネシアリーグへの挑戦も続けていきますので、温かい応援をよろしくお願いします!」

■滋賀2025-26シーズンロスターの契約状況(2025年8月27日9時時点)
岡田泰希
游艾喆
西田陽成
野本大智
常田耕平
大庭圭太郎
田原隆徳
江原信太朗
長谷川比源
市岡ショーン
ライアン・クリーナー(レバンガ北海道より移籍)
ザック・オーガスト(シーホース三河より移籍)
・トーマス・ウィンブッシュ(レバノン、ベイルートクラブより移籍)
・坂井レオ(インドネシア、バリユナイテッドより移籍)