
レバノン1部リーグで平均9.3得点、9.2アシストを記録
秋田ノーザンハピネッツは7月7日、アリ・メザーと2025-26シーズンの選手契約が合意に達したことを発表した。
レバノン出身、現在31歳のメザーは183cm81kgのポイントガード。2013年から昨シーズンまで、レバノン1部リーグで新人賞と6回のアシストランキング1位を獲得した。レバノン代表選手としても長く活躍しており、2022年にはアジアカップ準優勝にも貢献した。昨シーズンはレバノン1部リーグで平均9.3得点、9.2アシストを記録している。今回はアジア特別枠での加入となり、初めての国外挑戦となる。
メザーはクラブを通して以下のようにコメントしている。「秋田ノーザンハピネッツの一員になることができてとても嬉しく思います。皆さんに会えるのが楽しみですし、この機会に感謝しています。素晴らしいシーズンになると思います。たくさんの勝利を掴みとり、皆さんと一緒に笑い合えるのが楽しみです。すぐにお会いしましょう!」
また、クラブはメザーについて「オフェンスでは自身の得点力に加え、味方を生かすアシストやゲームメクに長けており、ディフェンスでは長い腕を活かしたスティールも魅力です」とプレーの魅力を語り、レバノン代表として、国際舞台での経験も豊富なことから「リーグや代表で長年司令塔を任されてきた経験から、卓越したリーダーシップを発揮するとともに、チームを勝利に導いてくれることを期待しています」プレー面以外での活躍にも期待している。
■秋田2025-26シーズンロスターの契約状況(2025年7月7日15時時点)
【継続】赤穂雷太、栗原翼、元田大陽、タナー・ライスナー、土屋アリスター時生、中山拓哉、田口成浩
【新規加入】菅原暉(群馬クレインサンダーズから移籍)、髙比良寛治(長崎ヴェルカから移籍)、キアヌ・ピンダー(中国、山西汾酒猛龍籃球倶楽部から移籍)、ヤニー・ウェッツェル(ドイツ、アルバ・ベルリンから移籍)、アリ・メザー(レバノン、ベイルートクラブから移籍)