
「自分自身も学びながら、このクラブを立て直せるよう」
新潟アルビレックスBBは7月7日、五十嵐圭と選手兼社長補佐兼強化部長補佐として2025-26シーズンの契約を締結したことを発表した。
新潟県出身、現在45歳の五十嵐は180cm73kgのポイントガード。日立サンロッカーズでキャリアをスタートさせて2016-17シーズンに新潟に移籍した。一度は新潟を離れるが、B3に降格した地元のクラブを昇格させるべく、昨シーズンに舞い戻った。今シーズン、クラブは『B3優勝』を再度目標に掲げるとともに、中期的にクラブの再建を進めるべく、五十嵐を社長補佐兼強化部長補佐として任命した。
糸満盛人代表は五十嵐の契約経緯について以下の通りコメントしている「新潟では五十嵐選手には選手としてさらなる活躍を期待するとともに、この度、社長補佐兼強化部長補佐にも就任していただくことを決定いたしました。昨シーズンより歩み始めている『再生』『復権』の道筋をより正しく強く、そしてより素早く進めていくためには、五十嵐選手が培ってきた知見・経験の全てをより幅広くクラブ全体に注ぎ込んで頂く必要があると考え、今回の判断に至りました。強化部長補佐としては、チーム編成への助言の他に中期的により強いチームとなっていくための指南役を務めてもらいます。また、社長補佐としては、クラブ全体の事業推進のサポート役としても活動してもらう予定。球団の未来構想におけるアドバイザーとして様々な助言を頂いて参ります」
五十嵐は続いて「昨シーズンはクラブを立て直す難しさを感じたシーズンでした。簡単ではないことをあらためて痛感しましたが、少しずつでも前に進んでいかなければいけません。新シーズンは新たな役職も兼任することになります。自分自身も学びながら、このクラブを立て直せるように引き続き取り組んでいきたいと思います」と、コメントしている。
なお、新潟は7月6日に川村卓也との2025-26シーズンにおける選手継続契約を発表した。