
デューク大は史上3度目のスタメン5人全員指名を達成
現地6月26日、NBAドラフトの2巡目指名が行われた。
この日も活発なトレードが行われ、2巡最初となる全体31位指名権をサンズが、全体36位指名権と将来の2巡目指名権2つをティンバーウルブズに譲渡するトレードアップで獲得し、セントジョセフ大のラシーア・フレミングを選択している。206cmのフレミングは、3ポイントシュートを得意とする3&Dのビッグマンとして活躍。サンズはドラフト初日に1巡全体10位でカマン・マラワチ、全体29位指名権を絡めたトレードでホーネッツのマーク・ウィリアムズの両センターを獲得しており、さらにフレミングも指名してインサイド陣の強化を積極的に行っている。
他に注目の動きを見せたのがレイカーズで、55位指名権に金銭を加えてブルズから45位指名権を獲得。その45位指名権に金銭を加えてウルブズから36位指名権を得る大幅な順位アップに成功し、アーカンソー大のフォワード、アドゥ・ティエロを選択している。
この日はオーストラリア勢の指名が目立った。ウルブズが45位でロッコ・ジカースキー、キャバリアーズが49位でタイラー・プロクター、ウォリアーズが52位でアレックス・トゥーイー、ブルズが55位でラクラン・オルブリッヒと4名が指名を受けた。デューク大のプロクター以外の3選手は、昨シーズンは母国リーグのNBLでプレーしており、ジカースキーとトゥーイーの2人は、昨夏に北海道で行われた日本代表との強化試合で若手中心だったオーストラリア代表の一員として来日していた。
デューク大は前日の1巡目指名で1位のクーパー・フラッグ、4位のコン・クルッペル、10位のマラウチとトップ10で3人が指名を受けたが、2巡目で33位でシオン・ジェームズ、49位のプロクターも指名され、昨シーズンのスタメン5人全員がドラフト指名を受ける快挙を達成している。