モンゴル戦では小澤が15得点と大爆発して勝利

ウランバートル(モンゴル)で開催されている『FIBA 3×3 ワールドカップ 2025』で男子日本代表は予選プールの4試合を終えて2勝2敗の3位となり、8強入りを懸けたプレーイントーナメントに進出することが決まった。

予選プール1日目を終えて1勝1敗としていた日本は2日目、東京五輪で金メダルを獲得したラトビアと対戦。高さで勝るラトビアを止めることができず14-21で2敗目を喫した。

あとのない日本は、開催国でFIBAランキング上位のモンゴルと対戦。序盤は相手にフリースローを献上するなど苦しい展開だったが、エースの小澤崚がショットクロックの少ない中でタフショットを沈めるなどエースとして日本を牽引する。日本は残り2分で18-14と引き離すが、モンゴルも引き下がらず猛攻を仕掛けて両チームともKOマッチポイントの20点を迎える。日本は小澤にボールを託し、ファウルを誘うプレーでフリースローを獲得。観客からのブーイングが鳴り響く中でフリースローを沈めて激戦をモノにした。

モンゴル戦で15得点を挙げた小澤は4試合で46点(平均11.5点)を記録して、現在得点ランキングのトップを走っている。

日本は予選プールBの3位でプレーイントーナメントへ進み、27日に予選プールCの2位と初のベスト8進出を懸けて対戦する。予選プールCはパリ五輪銀メダルのフランスが2連敗を喫し、中国、カナダ、プエルトリコが2勝を挙げる大混戦の様相となっており、26日に順位と日本の対戦チームが決する。