日本代表

東京オリンピック出場を巡るサバイバルレースの開始

中国の長沙で開催される3人制バスケットボール『3×3』のアジアカップ。この大会に参加する男女の日本代表メンバーが発表された。

今大会からディレクターコーチにトーステン・ロイブルが入った3×3日本代表。すでに男女ともに来年の東京オリンピックには開催国枠での出場が決まっているため、今年はチーム作りに専念できる。今大会には3×3の経験があまりない、5人制メインでプレーしてきた選手にチャンスが与えられ、フレッシュな顔ぶれとなった。

大会は今日から予備予選が始まっており、24日からの3日間で行われる本大会から日本代表は出場する。男子はFIBAランキング4位で、アジアでは1位。女子はFIBAランキング7位で、アジアでは中国に続いて2位。オリンピックでメダル獲得を目指す意味で、今回のアジアカップで結果を出すことは非常に重要となる。

以前の合宿でロイブルは「幅広い年代の選手がいるが、全員が平等な立場で東京オリンピックに向けた戦いをしてもらう」と選手に伝えている。どの選手にもオリンピック出場のチャンスがある。しかし、競争は5人制以上に過酷。ここから先、それぞれの選手がどのようにスキルを伸ばし、3人制に馴染んでいくのかが楽しみだ。

FIBA3x3アジアカップ2019 男子日本代表

小林大祐(G/ライジングゼファー福岡/UTSUNOMIYA BREX.EXE)
藤高宗一郎(F/大阪エヴェッサ)
保岡龍斗(G/秋田ノーザンハピネッツ/SEKAIE.EXE)
杉浦佑成(F/サンロッカーズ渋谷/TACHIKAWA DICE.EXE)

FIBA3x3アジアカップ2019 女子日本代表

伊集南(G/デンソーアイリス)
篠崎澪(G/富士通レッドウェーブ)
西岡里紗(C/三菱電機コアラーズ)
宮下希保(F/アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス)