ジョシュ・ホーキンソンと強力なツインタワー形成

サンロッカーズ渋谷は6月3日、トーマス・ウェルシュとの2025-26シーズンにおける選手継続契約の締結を発表した。

アメリカ出身、現在29歳のウェルシュは213cm111kgのセンター。カリフォルニア大ロサンゼルス校を経て2018年にナゲッツでNBAデビューを飾る。以降はGリーグやベルギー、台湾などのチームを渡り歩き、2022-23シーズンに山形ワイヴァンズに加入した。2023-24シーズンに北海道へ加入すると今シーズンは全60試合に先発し、平均出場時間33分5秒で10.3得点、13.6リバウンドを記録。リーグのリバウンド王に輝いたが、5月14日に北海道から自由交渉選手リストへの公示が行われた。

SR渋谷は課題としていたリバウンド面をウェルシュ獲得でしっかりと補強。ミドルレンジからのジャンプシュートも得意で、ジョシュ・ホーキンソンにかかっていた攻守での負担の軽減にも一役買うことになり、ホーキンソンと同時にコートに立てばリバウンドでの脅威になることが予想される。

ウェルシュは「日本で最も歴史あるクラブの一員になれることを、とても光栄。最高のシーズンにするために全力を尽くします!」とクラブを通じてコメントしている。

■SR渋谷2024-25シーズンロスターの契約状況(2025年6月3日17時時点)

【継続】ジャン・ローレンス・ハーパージュニアジョシュ・ホーキンソンベンドラメ礼生永吉佑也トロイ・マーフィージュニア田中大貴大森康瑛(U22枠)
【退団】アンソニー・クレモンズ(越谷アルファーズに移籍)、ケビン・ジョーンズリード・トラビス阿部諒(佐賀バルーナーズに移籍)、小島元基(茨城ロボッツに移籍)、船生誠也(仙台89ERSに移籍)
【自由交渉リスト】村越圭佑
【新規契約】トーマス・ウェルシュ(レバンガ北海道から移籍)