
ベテランの域に達しても進化を続けるピュアシューター
群馬クレインサンダーズが6月2日、辻直人と2025-26シーズンにおける選手継続契約の締結を発表した。
大阪府出身、現在35歳の辻は185cm82kgのシューティングガード。洛南から青山学院大を経て、2012-13シーズンに東芝ブレイブサンダース(現・川崎ブレイブサンダース)に加入し、主力として優勝にも貢献。2021-22シーズンから広島ドラゴンフライズでプレーし、2023-24シーズンより群馬に加入した。リーグでは知られたエンターテイナーではあるが、実力も折り紙付き。今シーズンはセカンドユニットとして出場することも増え、チームの起爆剤となり、43.5%でキャリアハイとなる3ポイントシュート成功率を武器に相手に脅威を与えたベテランシューターである。
辻はクラブを通じて「来シーズンは優勝の為に全力でプレーし、皆さんに恩返しが出来るようにやっていきたい」とコメントしている。
■群馬2024-25シーズンロスターの契約状況(2025年6月2日15時時点)
【継続】辻直人
【退団】八村阿蓮(神戸ストークスに移籍)、野本建吾、菅原暉(秋田ノーザンハピネッツに移籍)
【自由交渉選手リスト公示】マイケル・パーカー、ケーレブ・ターズースキー
【未発表】藤井祐眞、コー・フリッピン、トレイ・ジョーンズ、淺野ケニー、細川一輝、ヨハネス・ティーマン