
安藤誓哉は移籍するも、残る主力の多くが残留を選択
島根スサノオマジックは5月21日、北川弘、白濱僚祐、納見悠仁ら5選手との継続選手契約締結を発表した。
島根はチャンピオンシップのファーストラウンドで琉球ゴールデンキングスに敗れてシーズンを終えた。その後、安藤誓哉の横浜ビー・コルセアーズへの移籍、新たなポイントガードとして岡田侑大の加入が発表されている。
滋賀県出身、現在33歳の北川は183cm75kgのポイントガード。2018年に島根に入団して以来、7年にわたってクラブに在籍している。今シーズンは57試合に出場し、27試合で先発出場を務めた。平均13.36分のプレータイムで2.7得点、1.5アシストと昨シーズンを上回るスタッツを記録し、クラブ一筋のベテラン選手としてチームを引っ張ってきた。
佐賀県出身、現在33歳の白濱は189cm92kgのシューティングガード兼スモールフォワード。白鴎大を経てアイシンシーホース三河(現・シーホース三河)でキャリアをスタートさせる。Bリーグ開幕年の2016-17シーズンより秋田ノーザンハピネッツで4シーズンプレー。2020-21シーズンより島根に加入し、在籍5年目となるウィングプレーヤー。
神奈川県出身、現在28歳の納見は182cm83kgのポイントガード兼シューティングガード。青山学院大在学時の2019-20シーズンに特別指定選手として島根に入団し、翌シーズンから新潟アルビレックスBBで本格的なプロキャリアをスタートさせた。2022-23シーズンに川崎ブレイブサンダースへ移籍していたが今シーズンから古巣に復帰。34試合に出場し、平均13.44分のプレータイムで3.1得点、2.2アシストを記録した。
契約に際して3名はクラブを通じて「変化の年にはなりますが、島根らしさを追求し、挑戦し続けたいと思います」(北川)、「感謝の気持ちを『コートの上で』恩返しできるよう、しっかり準備します」(白濱)、「今シーズンはケガで悔しい思いをしたので、しっかりコンディション作りをして帰ってきたい」(納見)とそれぞれコメントしている。
今回の発表で契約を締結した選手は以下の通り。
北川弘(PG/183cm/75kg)
介川アンソニー翔 (SF・PF/196cm/87kg)
白濱僚祐(SG・SF/189cm/92kg)
横地聖真(SF/192cm/98kg)
納見悠仁 (PG/182cm/83kg)
■島根2025-26シーズンロスターの契約状況(2025年5月21日15時時点)
【継続】コティ・クラーク、ニック・ケイ、北川弘、介川アンソニー翔、ジェームズ・マイケル・マカドゥ、白濱僚祐、横地聖真、納見悠仁
【退団】安藤誓哉(横浜ビー・コルセアーズに移籍)、津山尚大、ワイリー 光希スカイ、晴山ケビン、エヴァンスルーク
【未発表】谷口大智
【新規契約】岡田侑大(京都ハンナリーズから移籍)