
B1ベストチーム
センター:チャールズ・ジャクソン(京都ハンナリーズ)
チームは順位争いをしている大阪エヴェッサにを相手に、両日とも1ポゼッション差での悔しい敗戦となったが、ジャクソンはインサイドで奮闘。第1戦はチーム最長の出場時間で21得点9リバウンド3アシスト2スティール1ブロック、第2戦は21得点10リバウンド3アシスト1スティール1ブロックと攻守に渡りチームを支えた。ジャクソンがコートに立った時間帯は両日とも得失点差がプラスであった。
パワーフォワード:ドウェイン・エバンス(広島ドラゴンフライズ)
名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの第1戦は25得点10リバウンド6アシスト4スティール1ブロックを記録し、勝利に大きく貢献した。第2戦は26得点12リバウンド3アシスト2スティールとオールラウンドな活躍を見せるも、チームは惜しくも敗戦。ドライブでは止める術を名古屋Dに与えず、特に第2戦では最終クォーターだけで9得点を挙げて追い上げの原動力となった。
スモールフォワード:今村佳太(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
広島戦も引き続き、齋藤拓実と中東泰斗が欠場となる厳しいロスターとなったが、今村が日本人エースとしてチームを牽引。第1戦は21得点2リバウンド4アシスト、第2戦は17得点3リバウンド4アシスト1スティールを記録した。積極的に得点を狙う姿勢は崩さずに2試合で3ポイントシュートを24本試投した。アウトサイドシュートだけなく、ドライブから起点となる展開も作った。
シューティングガード:角田太輝(佐賀バルーナーズ)
滋賀レイクスとの対戦は、両日拮抗した展開となったものの最終クォーターで粘り強さを見せて、1月以来の同一カード連勝を飾った。角田は第1戦で3ポイントシュートを4本中3本沈めて12得点4リバウンド5アシスト1スティール、第2戦はシーズンハイとなる23得点をはじめ6リバウンド3アシストと絶好調だった。さらに、ペイントアタックから多彩なフィニッシュパターンでも得点を積み上げた。
ポイントガード:テーブス海(アルバルク東京)
千葉ジェッツとの第1戦は12得点5リバウンド6アシスト、第2戦は6得点1リバウンド9アシスト1スティールと活躍して連勝に貢献した。緩急をうまく使ったドライブでペイントに侵入して、キックアウトパスでチームメートの得点をお膳立て。起点となるテーブスを封じようと千葉Jはマークマンを変えるなど策を講じたが、テーブスはそれを上回るパフォーマンスでチームを牽引した。

惜しくもベストチーム入りは逃したものの、ポジション別TOP5に選出された中から、注目選手をピックアップする。
比江島慎(宇都宮ブレックス・SG)
前節は欠場したものの、今節のシーホース三河戦は復帰して本来のパフォーマンスを発揮。第1戦は3ポイントシュートを5本中4本成功させて20得点3リバウンド2アシスト1スティール、第2戦は13得点3リバウンド5アシスト2スティールと活躍した。アタックからペイントエリアでバスケット・カウントを奪う場面もあれば、ビッグマン相手には外に逃げるような動きで得点するなど、オフェンス能力の高さを存分に示した。
アーロン・ヘンリー(ファイティングイーグルス名古屋・SG)
川崎ブレイブサンダースとの対戦は両日とも前半にビハインドを背負う展開ながら、後半にしっかり巻き返し連勝。ヘンリーはエースとしてチームを牽引して、第1戦で15得点4リバウンド3アシスト1ブロック、第2戦は26得点5リバウンド4アシスト8スティール2ブロックを記録した。特に第2戦は第3クォーターだけで5スティールを挙げて、ビッグクォーターを作る立役者となった。
