8勝36敗、13連敗の状況を受けて契約解除に

仙台89ERSは3月25日、落合嘉郎ヘッドコーチと双方合意の上で契約解除したことを発表した。イゴア・ジャレティッチアシスタントコーチが今後のチームの指揮を執る。

宮城県仙台市出身、現在42歳の落合は2005年に白鴎大のアシスタントコーチとしてコーチキャリアをスタートさせる。その後、リンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)下部育成チームTGI-D RISEや、白鴎大のヘッドコーチを務め、2018年に仙台のアシスタントコーチとして加入し、今シーズンよりヘッドコーチに就任し指揮をしていた。

落合はクラブを通して以下のようにコメントしている。「ナイナーズの選手とチームスタッフたちは常に前を向いて闘っていける集団です。ここからもっと闘っていく姿を見せてくれると信じています。この地元仙台でコーチをさせていただくチャンスを与えてくださった仙台89ERSに関わる全てのみなさまに、心より感謝申し上げます」

モンテネグロ出身、現在52歳のジャレティッチはモンテネグロのクラブでコーチキャリアをスタート。モンテネグロ女子代表アシスタントコーチの経験を持ち、2019年にアルバルク東京でアシスタントコーチ兼スカウティングコーチとして加入し、その後は横浜ビー・コルセアーズを経て、今シーズンより仙台のアシスタントコーチを務めていた。

ジャレティッチはクラブを通して以下のようにコメントしている。「嘉郎さんは私の友人であり、とてもプロフェッショナルな人です。このような結果となってしまい、とても心苦しく思います。チームの状況や怪我に関係なく、可能な限りベストな結果を達成するために最大限の努力をして参ります」