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正式な役職は希望していないが、レイカーズ愛は変わらず
シャキール・オニールの銅像完成記念式典に出席するため、引退試合以降初めてステイプルズ・センターに足を運んだコービー・ブライアントは、自らが栄光をつかんだレイカーズの再建を誰よりも望んでいる一人。その思いは、バスケットボール部門の代表に就任したマジック・ジョンソン、そしてGMに抜擢された自身の代理人ロブ・ペリンカに託した。
ジョンソンとペリンカはコービーの入閣を希望しているものの、本人は球団内の役職には関心がないようだ。しかし、助言が必要ならいつでも力を貸すと言う。
『Los Angeles Times』のレイカーズ番記者タニア・ガングリは、シャック銅像完成式典でコービーが話した内容をTwitterに投稿している。
「レイカーズは自分にとって家族同然の存在。ジーニー(オーナー)や球団のためならいつだって力を貸す。電話一本くれるだけでいい。それは彼らも知っていることさ」
引退後の第二の人生を謳歌しているコービーだが、レイカーズ愛は変わっていない。かつて「自分には『パープル&ゴールド』の血が流れている」と語るほど愛して止まない存在だからこそ、チームが苦しむ姿は見るに堪えないのだろう。どういう形であれコービーの協力を取り付けられれば、前に進む大きな力になるはずだ。