ミッチェル「僕たちは様々な方法で勝つことができる」

現地4日、キャバリアーズはホームでバックスと対戦。終盤までもつれる激闘となったが、最後は本日39得点の大暴れだったダリアス・ガーランドがビッグショットを沈めて116-114で勝利を収めた。このカードは現地2日に続く連戦で、この時はキャバリアーズが114-113で制していた。同じ相手に2試合続けて競り勝ったことで、1976年に並ぶチームタイ記録となる開幕8連勝を成し遂げている。

キャバリアーズは大黒柱ヤニス・アデトクンボが負傷欠場したバックス相手に前半、3ポイントシュート15本中10本成功を含むフィールドゴール成功率60%以上と高確率でシュートを決めたことで13点のリードを奪ってハームタイムを迎える。

だが、第3クォーターに入るとバックスが反撃を開始。リラードがこのクォーターで14得点を挙げ、バックスは31-16とビッグクォーターを作ることで一気に逆転する。第4クォーターになるとキャバリアーズも持ち返し、一進一退の攻防が続く。だが、キャバリアーズは3点を追う残り1分弱からガーランドが2点シュート、さらにステップバックからの3ポイントシュート成功と連続得点。残り45秒で2点リードとひっくり返すと、そのままバックスの反撃を抑えて勝利をつかみとった。

本日のヒーローであるガーランドは、試合終盤でのゲームウィナーとなった長距離砲についてリラードを相手に決められたことに大きな意味があると明かした。

「最高の気分だ。僕はデイム(リラード)のプレーを見て育った。そして今でも彼の映像を見ている。このようなインテンシティの高い試合で、1対1でやり合う機会があったのは素晴らしいね。彼との対戦は本当に楽しかった」

そして快進撃の大きな要因として「僕たちはベンチの層が厚い。多くのタレントがいて、どんな試合展開にも対応できる」と、選手層に自信を見せる。また、エースのドノバン・ミッチェルも「僕たちは様々な方法で勝つことができる。これは8連勝より僕にとって印象的なことだ。大差、接戦、逆転勝ちと毎試合が新しい勝ち方だ」と手応えを語る。

8連勝スタートは素晴らしいが、まだシーズンは始まったばかりだ。とはいえ、今のキャバリアーズは、間違いなくこれまでと違うレベルの安定感を見せており、連勝が2桁まで続いても驚きはない。