第23節の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。
第5位 根来新之助(A東京vs大阪)
ベースラインにドライブを仕掛けた木下博之のパスに合わせた根来のバスケット・カウントとなるリバースレイアップ。ベースラインをケアしようとした正中岳城の隙を突いた動き、反応の遅れをカバーしようとした正中のファウルに体勢を崩されながらも、身体を左にひねりながら決めた難易度の高いレイアップがノミネート。
第4位 トミー・ブレントン⇒熊谷尚也(栃木vs新潟)
新潟のゾーンディフェンスが前がかりになっているのを確認した熊谷は、右手でリングを指差しブレントンへアリウープのパスを要求する。ブレントンがそれに応え、ここしかない絶妙なタイミングとコースにパスを送った。2人の呼吸が見事に合ったことで実現したボースハンドのバックアリウープ。
第3位 富樫勇樹(千葉vs滋賀)
第2クォーター残り4秒、バックコートからドリブルを開始した富樫は、前をふさぐ並里成を左へ抜くと見せるフェイントから逆方向への高速ターンで抜き去る。身体が流れながらもしっかりとリングを狙って沈めた同点3ポイントシュート。高速ターンでバランスが崩れない体幹の強さと無表情のドヤ顔が素晴らしい。
第2位 長谷川智也⇒比江島慎(三河vs仙台)
ウェンデル・ホワイトの苦し紛れのパスを読み通り弾いた長谷川。ラインを割りかけたボールをギリギリで残すところで、自らがボールを保持しては追う片岡大晴に止められると判断。味方のフォローを信じてノールックでゴール方向へとボールを折り返した。そこへ走り込んだ比江島慎はフリーでダンクシュートを決めた。長谷川のあきらめない心と、パスを信じて走った比江島の信頼が生んだ得点だった。
第1位 桜井良太(三遠vs北海道)
第4クォーター残り3.6秒、三遠のフリースローという絶体絶命の場面。オルー・アシャオルがフリースローを外し、リバウンドを取ったジャマール・ソープからパスを受ける桜井。時間がなく打つしかない桜井はドリブルで駆け上がり、ハーフコートからシュートを放つ。ブザーと同時にバックボードに当たったボールは、そのままリングを通過。最後の最後で勝利をもたらした超遠距離逆転ブザービーター。残り3秒での決勝フリースローで競り勝った第1戦をさらに上回る劇的な勝利で、初の4連勝となった。
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