男子日本代表

インサイドの要が揃ってファウルトラブルに陥り、もろさを露呈

ヨーロッパ遠征中のバスケットボール男子日本代表がセルビア代表(FIBAランキング4位)と対戦した。

日本の先発は河村勇輝、渡邊雄太、吉井裕鷹、八村塁、ジョシュ・ホーキンソンの5人。日本は立ち上がりに0-7のランを許したが、軽快なボールムーブから渡邊、吉井が3ポイントシュートを射抜き、八村がプルアップを決めて開始約4分で12-12に追いつく。しかし、その後は3ポイントシュートに当たりが来ず、ディフェンスでもセルビアの巧みなピック&ロールを止められずにイージーシュートを許し、23-33で第1クォーターを終えた。

八村のプルアップスリー成功と最高のスタートを切った日本だったが、その後はオフェンスでのミスが続き、さらに巧みな連携プレーからオフェンス優位な状況を作られ続けて失速。それでも、オフェンスが手詰まりになった際に八村が個で打開して繋ぐと、ジェイコブス晶がニコラ・ヨキッチからバスケット・カウントを獲得し、渡邊も3ポイントシュートを射抜くなど、単発ながら良いプレーも出て食らいつく。そして積極性を失わなかった日本は一時2ポゼッション差に迫るなど奮闘し、52-59で試合を折り返した。

後半に入ると、八村とホーキンソンが連続でファウルを犯してしまい、開始3分で2人が4ファウルと深刻なファウルトラブルに陥った。ここで動揺を隠せなかった日本は2本連続でパスカットからワンマン速攻を浴び、開始3分半で2-12と一気に離された。その後、河村がディースリーを沈め、渡邊や吉井が連携から確実に2点を獲得するも、起点が作れないことでオフェンスは単発になり、ワンパス速攻を何度も許してしまうなど反撃のきっかけをつかめずに70-91で第3クォーターを終えた。

その後、八村とホーキンソンを戻した日本は八村と馬場雄大が連続で3ポイントシュートを沈めるも、弱体化したインサイドを攻め込まれたことで思うように点差を縮めることができなかった。そして、主力が下がったことで最終クォーターを30-28で上回ったものの、最終スコア100-119で敗れた。

日本は八村が5本の3ポイントシュートを含むゲームハイの29得点を記録し、復帰した渡邊も10得点を挙げた。これでヨーロッパ遠征を終えた日本はパリ五輪の予選ラウンドで、27日にドイツ、30日にフランス、8月2日にブラジルと対戦する。