レブロン・ジェームズ

写真=Getty Images

レブロンも納得した上での方針

プレーオフ出場の可能性がほぼ絶たれているレイカーズは、3月14日に敵地でラプターズに98-111で敗れ、直近7試合で6敗目を喫した。

レブロン・ジェームズは、32分の出場で29得点4リバウンド6アシストを記録。彼がここ4試合で33分以上プレーした試合はなく、今月はじめに報じられた通り、レイカーズはレブロンのプレータイムを32分以内に抑える方針を続けている。レブロンはチームの方針を尊重しているものの、ラプターズ戦後「精神的な試練」と語った。

「自分にとってはコートに立っていることが当たり前だから、精神的なチャレンジだね。特に身体になんの問題もない時には。でも、これはトレーナー、コーチングスタッフ、フロントと話し合って決めたことだから。今シーズンのチームの成績を考えた上で、球団が取りたい方向性なんだ。僕は、権限を持っている人間を信じている。そういうことさ」

出場時間の制限に加えて、2日続けての連戦の場合、どちらかの試合も休ませるプランもあると言われているため、今日のピストンズ戦にレブロンが出場するかどうかは未定だ。負傷者も多く、ヘッドコーチのルーク・ウォルトンも頭を抱える日々が続いている。

「負傷者の数、それにレブロンの出場時間のこともあって、ラインナップを形成する上で創造的にならないといけない。試合に勝つチャンスのあるグループを送り出さないといけない」

レブロンは、今後予定されているプレーオフ圏内のチーム、強豪との残り試合を「仮装プレーオフにできれば」と語った。しかし、今の状態では接戦に持ち込むことすら厳しいと言わざるを得ない。