ハーデンを生で見れるチャンス
本日、株式会社楽天とNBAが「NBA Japan Games 2019」の開催を発表した。今秋10月8日と10日の2日間にさいたまスーパーアリーナで、ラプターズvsロケッツのプレシーズンゲーム2試合が行われる。
NBAジャパンゲームは、1990年のサンズvsジャズ以降、2003年までに12試合のレギュラーシーズンゲームが開催され、今回のジャパンゲームは実に16年ぶりの開催となる。
楽天は2017年にNBAとパートナーシップ契約を締結している。登壇した代表取締役会長兼社長の三木谷浩史は「サッカーと並び、もしかしたらそれ以上にバスケットボールの盛り上がりは社会に与えるインパクトが大きい」と、その可能性を信じ、「NBAのすさまじい盛り上がりを、日本のバスケットボールファンの皆様に見ていただけることは、楽天グループにとっても大変うれしい」とコメントした。
対戦するロケッツとラプターズは、昨シーズンのレギュラーシーズンで東西カンファレンスを制したチーム。三木谷会長は「ジェームズ・ハーデンやカイル・ラウリーら、スーパースターもおそらく来てくれる」と、激戦必至の好ゲームに期待を寄せる。
日本人初のNBAプレーヤー田臥も「NBAはすべてが世界一」
会見には、NBAコミッショナーのアダム・シルバーが中継で登場し、以下のようにコメントした。「日本におけるNBAプレシーズンゲームの開催は、世界有数の経済大国の一つであり、スポーツ文化も盛んな同国におけるバスケットボールの人気を加速することでしょう。NBAは日本で長い歴史を持ち、ファン層も拡大しています。私たちと三木谷社長を始めとする楽天の皆さんとのパートナーシップを通じて、本物のNBAのライブゲーム体験を日本のファンの皆さんにお届けし、日本におけるNBAの歴史に新たなページを加えられることを大変うれしく思います」
会見には日本人初のNBAプレーヤーである栃木ブレックスの田臥勇太も登場した。田臥は「NBAは技術も、厳しさも、レベルの高さもすべてが世界一。すべてがベストだというのが魅力」と語り、「NBAがまた日本に来てくれるというのは本当にうれしいですし、僕もワクワクします」とコメントした。
また、注目選手にハーデンやクリス・ポール、ラウリーの名前を挙げながらも、「ロケッツのマイク・ダントーニはフェニックスの時のヘッドコーチだったので、会える機会があればうれしい」と、サンズ時代の恩師との再会に心躍らせた。
男子日本代表が世界への切符をつかんだことは記憶に新しい。そして、今回ジャパンゲームが16年ぶりに復活と、日本のバスケ界にうれしいニュースが続いている。