ジェイコブセンとの契約継続も同日発表
茨城ロボッツは5月21日、山口颯斗が退団し、長崎ヴェルカに移籍することを発表した。
栃木県出身、25歳の山口は195cm90kgのシューティングガード兼スモールフォワード。筑波大学在学中に特別指定選手として宇都宮ブレックス、レバンガ北海道でプレーし、2021-22シーズンより北海道でプロ契約選手としてのキャリアをスタートさせた。
2022-23シーズンに茨城に移籍し、今シーズンは52試合(うち33試合で先発)に出場。平均27.36分出場、10.9得点、4.6リバウンド、2.4アシスト、0.7スティールなどのスタッツを挙げた。本日よりスタートした日本代表の第1次強化合宿(ディベロップメントキャンプ)にも招集されている。
山口はクラブ公式サイトを通じて、「より良い環境に行くことで自分の成長速度が変わってくる。そして、キャリアを長く続けていくには環境が必要だと感じた」と退団の理由を説明し、「茨城県には大学生の頃から合わせると6年間住みました。自分の地元、栃木県以外だと最も長く住むことになって第二の地元と言っても過言ではありません。そのため、決断するのにすごく悩みましたがチームを離れることを決意しました」とコメント。
ファンに向けては「たくさんの応援ありがとうございました!来シーズンからは敵にしたくないブースターです!またコートの上で会いましょう」とメッセージを送った。
茨城は同日、パワーフォワード兼センターのエリック・ジェイコブセンとの契約継続も発表している。
■茨城2023-24シーズンロスターの契約状況(5月21日17時時点)
【継続】モサクダミロラ、中村功平、エリック・ジェイコブセン
【未発表】トーマス・ケネディ、チェハーレス・タプスコット、大庭圭太郎、平尾充庸、鶴巻啓太
【自由交渉】浅井修伍、ブライアン・コンクリン、松本礼太、久岡幸太郎、中村ジャズ、ルーク・メイ
【退団】山口颯斗(長崎へ移籍)