タイリース・ハリバートン

終盤、ハリバートンのアシストからシアカムが3連続得点

現地2月28日、ペイサーズがホームでペリカンズと対戦。パスカル・シアカムが24得点11リバウンド5アシスト2ブロック、タイリース・ハリバートンが17得点13アシストを挙げるなど、2大エースがここ一番で活躍したペイサーズが123-114で勝利した。

試合は第1クォーターに主導権を握ったペイサーズが40-24と先行し、そのままリードを維持していく。ペリカンズもあきらめずに食らいついていくと、第4クォーター残り2分半には4点差にまで肉薄する。しかし、この勝負どころでペイサーズは、ハリバートンとシアカムのホットラインが爆発。ハリバートンのアシストからシアカムが3連続シュートを決めることで、残り1分17秒にはリードを再び2桁に広げ、粘るペリカンズの反撃を振り切った。

ペイサーズのリック・カーライルヘッドコーチは、「本当に重要な勝利だ。(シーズン後半戦となる)この時期になるとすべての試合が大きな意味を持ってくる」と、好調ペリカンズからつかんだ白星の充実感を語る。

そして勝利の立役者となったシアカムは、勝負どころにおけるハリバートンとの見事な連携について「彼が、パスファーストの選手であることはわかっている」と予想通りにパスが来たと振り返る。

「彼はオフェンスで相手を引きつけてくれる。だから僕は正しくプレーを読んで、ゴール下へ正しいタイミングで飛び込んでいくだけだ。彼が僕を見つけてボールが来るのは分かっていた。僕たちは特別なモノを持っている。同じチームにいられてハッピーだよ」

そして、加入から約1カ月しか経っていないが、ハリバートンとの強力コンビについて「彼がダブルチームを受けた時、僕は常に守備の穴を探している。彼の視界に入るようにこころがけているんだ。彼は素晴らしいパスをくれるからね」と言い、大きな手応えを得ている。

今日の勝利により、ペイサーズはここ10試合で7勝目を挙げた。この好調は、リーグ屈指のワンツーパンチとなり得る、ハリバートンとシアカムの連携が向上しているからこそと言える。