第18節の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。選出された5つの得点シーンを振り返る。

第5位 ラモント・ハミルトン(新潟vs琉球)
本当にシュートを打つかのようなシュートフェイクでクリント・チャップマンを飛ばしてかわし、ドリブルでペイントエリアに侵入する。ゴール下にいるダバンテ・ガードナーのシュートチェックを回避するために、利き手ではない左手で叩き込んだワンハンドダンク。瞬時にプレーを選択して正確に実行する、判断力とスキルが詰まった得点だった。

第4位 ドリュー・ヴァイニー(富山vs北海道)
第3クォーター残り2秒、残り時間を考慮した桜井良太がヴァイニーのマークを外し宇都直輝へダブルチームを仕掛ける。ノーマークとなったヴァイニーが宇都のパスに合わせて決めたボースハンドのダンクシュート。終了のブザーと同時に飛び出した豪快なダンクにスタンドはドッと沸いた。

第3位 比江島慎(三河vsA東京)
トロイ・ギレンウォーターと田中大貴のピック&ロールによってズレが生じ、比江島とギレンウォーターがミスマッチとなった場面。後手を踏んだ比江島だったが、意表を突いてスティールを狙いボールを弾く。ギレンウォーターもあきらめずに戻るが、ここはスピードのミスマッチ。走り勝った比江島がそのままワンハンドダンクを決めた。

第2位 ダバンテ・ガードナー(新潟vs琉球)
第4クォーター残り46秒、79-74で新潟が5点リードの場面。決められたら1ポゼッション差という状況でガードナーが喜多川修平のシュートをブロック。そのボールを自ら迫力満点のドリブルで運び、最後は軽やかなステップで渡辺竜之佑をかわして決めたダンクシュート。1ポゼッション差から3ポゼッション差に広げて勝利を確実なものにした。

第1位 タイラー・ストーン(千葉vs大阪)
エグゼビア・ギブソンのパスをマイケル・パーカーが狙いすまして弾き、ボールは大阪の陣内へと転がっていく。そのボールを3ポイントライン付近で保持したパーカーがルックアップすると、そこにはリングに走りながらパスを要求するタイラー・ストーンの姿が。すかさずリングへ放り上げられたアリウープ・パスを、ストーンが迫力満点のダンクで決めた。欠場明けのストーンが、大量リードにもかかわらず全力プレーでブースターを歓喜させた。